07月10日は、TGバンスターズさんとリーグ戦を行いました。
2週間前にも対戦したバンスターズさん。
前回対戦は互角の展開も終盤Oさんの『技あり』の一発と僅差の勝利でした。
投手力が高く、実力が拮抗しているチーム同士の対戦だけに、
ミスが勝敗を左右する緊迫した試合となりました。
試合の結果は…
初回に守備ミスから2点を取られる苦しい立ち上がり。
その裏内野安打でしぶとく1点を返すも、すぐさまHRで突き放されてしまいます。
2回下位打線が四球を重ね、Iさんの長打で一時は逆転に成功しますが、
相手も負けじとHRと内野ゴロで2点差を追いつき、点の取り合いが続きます。
最終4回はお互いの2番手投手がゼロを並べ同点決着。
常に主導権を握られる苦しい展開も、2回の集中打で辛くも敗戦を免れました。
■投手陣・守備陣:3.5(5段階評価)
先発Sさんは3イニングを自責点2。狭い球場と強力打線相手にまずまずの内容でした。
圧巻は5点を取られた後の0アウト2塁、3塁。
これ以上の失点は厳しい土俵際から、一段ギアを上げ追加点を許しませんでした。
2番手Tさんも先頭打者に四球を与えたものの、ノーヒットピッチング。
1イニングとは言え、相手上位打線をゼロ封した投球は◎です。
守備陣は5失点中3点にミスが絡み、猛暑の中踏ん張る投手を助けられませんでした。
そんな中、1回2死満塁からライトフェンス直撃の当たりで、
2塁走者を返さない中継プレー(ライト+セカンド)は見事でした。あっぱれ!
■打撃陣:3.5(5段階評価)
チーム4安打で5得点と少ないヒットを確実に得点に繋げました。あっぱれ!
最終4回も1アウトからヒット+盗塁で進塁。
得点圏に走者を置いた場面で期待?のTさんを迎えサヨナラのシチュエーションを作りました。
また、好投手から4イニングで5四死球を選んだ選球眼はグッド!
特に2点を先制された初回、先頭打者が四球を選び得点に繋げたことで、
互角の展開に持ち込むことができました。
一方、走塁に関しては課題あり。
2回Tさんの右中間を破るあたりで1塁のランナーコーチがおらず、2塁タッチアウト。
追いかける展開でチャンスを潰しました。
さらに。。。
2アウト後の長打で5得点目となった1塁走者も、本塁突入の判断がコーチャーの意識があっておらず、
結果的にはホームインしましたが、チームとして意思疎通ができていませんでした。
→コーチャーが止めても、自己判断で『行ける!』と判断し、突入したのであれば問題なし。
■全体:3.5(5段階評価)
強敵相手に『引分け』という結果は、前向きに捉えられます。
しかし、ミスが絡んだ失点が多いという反省材料が残りました。
草野球にミスはつきものです。しかし、失点に繋げない工夫をして行きたいですね。
・ミスを続けない
・ミスをしたあと無駄な進塁は許さない
・カバーを徹底し、ミスを拡大させない
などなど
もう一点。気になるシーンが。。。
3回1点差に詰め寄られ、0アウト2塁、3塁の守備の場面。
内野は中間守備(ファースト、サードは本塁送球)を選択しました。
打球はセカンドゴロ。セカンドからファースト送球。
1点は覚悟の守備体系でしたが、3塁走者はスタートを切らずファーストへの送球間にスタートしました。
1塁手のSさんは本塁突入を見て、バックホーム送球を選択。
(どちらかで1つのアウトは欲しかったところ)結果はオールセーフとなりました。
→本塁が間に合う判断の上であればOKですが、練習でカバーしていきたいですね。
この試合を落とさなかったことで、リーグ優勝に望みを繋げました。
この『単なる引分け』を『価値ある引分け』に昇格させるためにも、
今回の反省点を今後の戦いに生かして行きましょう。
さて、
今回のピックアップしたい内容は「どんな形でも1点をもぎ取る!」です。
強敵との戦いでは1点を取る(特に勝ち越し点を奪う)ことが難しくなってきます。
草野球の理想『1アウト3塁』を作ることが得点のカギになりますよね。
そこで大事なことは進塁の意識。特に第2リードが重要だと考えています。
→これまでも、その重要性をチームで共有してきました。
暑い中、おろそかになりガチですが、
もう一度見直し、みんなで徹底して行きませんか。
→特に2塁から3塁への進塁
#10よりアドバイス
①投球がホームベースを追加するタイミングで着地する。
もしくは投球がホームベースを通過するタイミングを空中で迎える。
→次の一歩が早く切れるようになります。
②イニング、点差、状況(打順やカウント)、配球、キャッチャーの仕草を見て、
変化球が来そうな時に特に大きな第2リードをとる。
強敵との対戦が増え、ひとつの走塁が勝敗を分ける場面が必ず来ます。
あとで後悔しないためにも、常に心掛けて行きましょう。
ーチェンジ-
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