11月3日は府中市秋季大会の4回戦、
特別部 桃太郎さんとの対戦です。
超強豪との対戦も失うものが無いボク達は全力を出し切るのみです。
ほぼベストなメンバーが揃い、戦いの火ぶたが切って落とされました。
試合の結果は。。。
初回相手先頭打者の大飛球をフェンス際でキャッチ。
3番打者には秒速で三塁線を破られ、強力打線を迫力を感じさせる打球が続きます。
しかし、4回まで無失点。
先発Sさん、期待の守備陣が丁寧にアウトを積み上げます。
一方、攻撃は。。。
初回は3者凡退も2回に初ヒット。
3回にはノーアウトのランナーが出塁し、ダブルスチールで1点を先制します。
4回先頭打者が死球のあと、ポテンヒットで繋がり0死1塁、2塁。
ここで送りバントが内野安打を生み、満塁までチャンスを拡大します。
内野ゴロの間に1点を追加すると、
3番、4番にも連続タイムリーが飛び出し4得点。リードを6点に広げます。
最終5回に、この日3つ目のダブルプレーが決まり勝負あり。
悲願の特別部撃破を成し遂げました。
■投手陣・守備陣:5.0(5段階評価)
先発Sさんは5イニングを3安打+1失点。
この大会の安定感はチームの信頼を勝ち取り、エースの風格さえ感じました。
そして、キャッチャーAさんの存在感。
リードだけでなく、ブロッキング、送球ともに◎。
2つの三振ゲッツーでチームを助けてくれました。あっぱれ!
外野守備陣も青空に吸い込まれるほどの飛球を危なげなくキャッチ。
レフトのTさんのジャンピングキャッチは、チームに勢いを与えてくれました。
■打撃陣:5.0(5段階評価)
好投手から9安打。本当に良く打ちました。あっぱれ!
4回の攻撃で2度の満塁のチャンスを作ったことは素晴らしい。
ランナーを置いた場面で3番Tさん、4番Tさんを迎えられたことも評価できます。
さらに。。。
前回の試合で走者Tさんがランナーコーチを信じ切れず本塁封殺となりましたが、
同じようなシチュエーションで果敢に本塁突入、6点目のホームを踏みました。
ミスを繰り返さない改善力はあっぱれ!です。
→本塁の際どいプレーは次打者がスライディングなどの指示が出せると良いですね。
■全体:5.0(5段階評価)
文句なしに満点評価です。大あっぱれ!
強豪相手に先制点を奪い、試合展開で主導権を奪い続けた点が良かったと思います。
一人ひとりが持てるチカラを発揮し、
チームとしても同じ目標(強豪撃破)を共有できたことが大きな勝因ですよね。
しかし、次の対戦ではそうはいきません。
今回の敗戦で相手もベストメンバーを揃え、油断することなく全力で戦ってきます。
強豪チームの本気を受け止めてこそ、真の実力と言えるでしょう。
次戦が本当に楽しみです。
さて、今回のピックアッププレーは「ベンチメンバーの存在」です。
この試合は「ほぼベストメンバー」が揃いました。
正直なところ、他にもたくさんの実力者がおりますが、
すべてのメンバーが揃うことは、まずありません。
そのような中、この日の出場機会は僅かながら、
3人のメンバーがベンチで待機してくれました。本当にありがとう。
まず1人目はHさん。
打力、守備力ともにレギュラーメンバーとそん色はありませんが、
守備力重視のゲームプランのため、この日はベンチスタート。
最終5回に守備固めで出場し、ダブルプレーを取ったプレーは見事でした。(ナイスプレー)
→ショートのIさんの演技力がナイスプレーとも言えますが。。。(笑)
次にYさん。
ポテンシャルはチームNo1。能力もチーム上位に位置する実力者です。
野球経験もピカイチですが、最近のプレー機会が少なく、
不慣れなセカンドのため、リスクを恐れて1打席で交代へ。。。
本人も悔しい思いをしたと思います。(すみません)
最後はFさん。
いつもチームを陰で支えてくれるバイプレーヤーは、この日は出場ゼロ。
「センターOさんが故障交代する可能性があるので控えています」と仰って下さいました。
ヒットやHR以上の価値があり、チームには欠かせない選手です。本当にありがとう。
この日は快晴、そして府中市民球場での試合。
さらに、対戦相手はその舞台に相応しい特別部の桃太郎さん。
誰でもプレーしたいですよね。
そんな中、交代や途中出場を快く受け入れ、チームのために気持ちを抑えて下さいました。
この3人の存在が確実にチームを強くすると思います。
ベンチメンバーの想いを背負ったプレイヤーは手が抜けなくなりますし、
ミスをするとベンチメンバーが出場機会をうかがっているという緊張感が生まれます。
さらに。。。
プレーできずに悔しい思いをしている人の存在こそが、
全力プレーを生み、最後まで諦められないという気持ちを持たせてくれますよね。
感謝しかありません。ありがとうございます。
試合に勝ったことはもちろんですが、
彼ら3人の存在や振る舞いを間近で感じられたことが本当に大きな収穫でした。
ボク達は「単に試合に勝てるチーム」を目指しているのではありません。
チームメンバー、対戦相手、審判に対してリスペクトする気持ちを持ち、
純粋に野球を楽しむ中で、チームとしてひとつの目標(勝利)を目指せれば良いと思います。
チームの目指す方向を、改めて考えさせられる貴重な1日となりました。
ナイスゲーム。
-チェンジ-
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